韓国料理ばかりじゃありません。日本料理も出ますよ…

「韓国料理ばかりじゃありません。日本料理も出ますよ～♪」って、韓国人比率9割の学校で出るわけないですよね。笑）　下手な期待は禁物です。

【解説】　ネットを見ているとフィリピン留学についての不満が書かれていることがたまにあります。聞いていた話と違うというのも見かけることがあります。

例えば、韓国料理ばかりじゃなく日本料理も出ると学校のサイトに書いてたのに、実際に留学してみたらほとんどが韓国料理だった。この手の「話が違うよ」系が少なくありません。

ですがこれはあまり同情できないといいますか。フィリピン留学に限ったことではありませんが、消費者は消費者なりに自己防衛するべきなのではないでしょうか。

別にこの学校をかばうわけではないのですが。学校もやはり商売です。ボランティア活動をやっているわけではありません。集客して収益を出さないと、教師やスタッフに給料を払えないし、自分の家族も養っていけません。

韓国料理ばかりと書くと日本人が留学に来ないから、日本料理も出ると書いておこう。で、月に一度くらいは日本料理もどきを出しておこう。

善し悪しは別の問題として、学校もそれくらいのことはしますよ。あなたが数十人の従業員と自分の家族を抱えた学校経営者ならば、もしかしたら同じことをするのではないでしょうか？

そこでやはり、消費者にも対応が求められるわけです。書かれていることをそのまま鵜呑みにするのではなく、本当だろうかと考えてみる。それくらいのことをしないと自分の身を守れないのが今の世の中の現実です。

冷静に考えれば分かることなんです。経営者が韓国人で留学に来ている学生もほとんどが韓国人。日本人は5％もいない。そんな学校で日本料理が出るわけがないですよね。

仮に出るとしても頻繁に出ることなんて期待できるわけがない。良くて国籍比に合わせた5％くらいだろう。5％でも日本料理が出るという看板に偽りはないわな。ちょっと考えれば分かりますよね。

より良いフィリピン留学にするためには、消費者の努力や工夫も必要です。